アディダス アディゼロタクミセン10 レビュー 

ランニングシューズ
スポンサーリンク

この記事を読むと分かること

  • タクミセン10はどんなシューズ?
  • どんな用途で使える?
  • おすすめする人、しない人
スポンサーリンク
目次

フィット感に難があるが、スピード練習にはおすすめなシューズ

タクミセン10は、アディダスが10㎞レースに適した本番用ランニングシューズとしてリリースしているモデルです。

そのコンセプト通り、ショートレースやショートインターバルの練習に適した、軽量で接地感、反発性に優れたシューズとなっています。

しかし、フィット感など気になる点もいくつかあるので、全体的にレビューしていきたいと思います。

実際に履いてみた

サイズ感

takaは足長約25㎝で、普段のランニングシューズは26㎝を履くことが多いです。

タクミセン10は26㎝を着用しています。

アディダスのシューズはモデルによってサイズ感が結構変わる印象がありますが、タクミセン10は通常通りのサイズ感で良さそうでした。

ちなみに、アディオスプロ3はやや大きめの作りでしたので、25.5㎝を履いていました。

通気性、軽量性は高いが、フィット感はイマイチなアッパー

アッパーは柔らかめのメッシュ素材となっており、軽量で通気性には優れています。

ただ、見た感じかなりシンプルな作りで、フィット感や足当たりはあまり良いとは言えません。長時間履くにはやや不安があります。

足首周りは簡素な作り 踵の抜けが気になる

タクミセン10で一番残念なポイントがこの踵回りです。

全体的にペラペラで薄い素材に、ほんの少しパッドがついているだけの作りとなっています。

そのため、靴紐をしっかり締めないと走行中に踵が抜けるような感覚があります。

靴紐をダブルアイレットにして足首周りをきつく締めることで多少改善しますが、長時間の着用ではストレスになるんじゃないかと思います。

鋭い反発をもらえる硬めのミッドソール

ミッドソールは全面にLIGHTSTRIKE PROが使用されており、グラスファイバー製のENERGYRODSが内装されています。

スタックハイトはヒール33mm、前足部27㎜の6㎜ドロップとなっており、フラット目の接地感です。

一般的なカーボンプレート入りのレーシングシューズに比べると接地時の沈み込みが少なく、パンっと反発が返ってくる感覚です。また、ロッドがグラスファイバー製なので、カーボンと比べると柔軟性があり、足を強く踏み込まないでもロッドをしならせて反発をもらえる印象です。

スピードを上げれば上げるほど、この鋭い反発の恩恵を受けられるシューズです。

軽くてピッチをコントロールしやすい

タクミセン10の重さは26㎝実測で約186gです。

この軽さと、上記の鋭いミッドソールの反発のおかげで、ピッチを上げやすいシューズになっています。

体重が軽い方や、カーボンシューズをしっかりとしならせる筋力がない方がスピードを出すには、とても扱いやすいシューズだなと思います。

メリット・デメリット

メリットデメリット
沈み込みが少なく鋭い反発がある
軽量でピッチを上げやすい

フォアフットじゃなくても対応できる

薄底ではないが接地感を感じる
フィット感はイマイチ
踵が緩く感じる
シュータンがペラペラで履きにくい
10㎞以上の使用は人を選ぶ

おすすめする人・しない人

おすすめする人おすすめしない人
スピード練習でタイムにこだわる
ショートレース用のシューズを探している
沈み込むシューズが苦手
厚底カーボンシューズは使いこなせない
靴擦れなどのトラブルが多い
硬めの接地感が苦手

ファンランメインでスピードにこだわらない
スピード練習はほとんどしない

スペック 他のシューズとの比較

 タクミセン10アディオスプロ3
重さ185.9g(26㎝実測)199.6g(25.5㎝実測)
ミッドソール Lightstrike Pro 
ENERGYRODS(グラスファイバー)
Lightstrike Pro 
ENERGYRODS2.0(カーボン)
アウトソールContinental™ラバーアウトソールContinental™ラバーアウトソール
アッパーエンジニアードメッシュNEW SUPERLIGHT MESH
スタックハイトフォア27㎜
ヒール33㎜
(6㎜ドロップ)
フォア26㎜
ヒール32㎜
6㎜ドロップ
サイズ感通常サイズ~ハーフサイズ小さめハーフサイズ大きめ
価格(税込み)22,000円26,400円

口コミ・評判

いつものサイズよりハーフサイズアップで購入しました。 それでも幅狭いかと思いましたが、実際走るとアッパーのフィット感と安定感で快適です。 アディオスプロ3より接地感が強く、反発もあり足も回り軽いので脚を鍛えたい方にもおすすめです。 ポイント練習や閾走、ペース走にもってこいのシューズです。

アディダス アディゼロ タクミ セン 10 / Adizero Takumi Sen 10 – ホワイト | アディダス ジャパン

タクミセン9を履いていましたが履き潰してしまい、10に買い替えました。反発感は変わりませんが、耐久性が増したように感じます。 あえて欠点を挙げるなら、かかとのフィット感が他メーカーと比べるとないように感じました。 ただその欠点がほぼ見えないレベルで、他のところは満点です。 駅伝当日が楽しみです。

アディダス アディゼロ タクミ セン 10 / Adizero Takumi Sen 10 – ホワイト | アディダス ジャパン

購入方法

タクミセン10は大型スポーツ用品店やネットでの購入が可能です。

型落ちモデルのため、定価から大幅に値下げされているショップもありますが、サイズ欠けも多い印象です。タクミセン10が気になっている、もしくはすでに持っていて2足目も考えている方は、マイサイズがあれば早めに購入することをお勧めします。

まとめ

タクミセン10はフィット感に難があるものの、鋭い反発、接地感、ピッチの上げやすさから、スピード練習に適したシューズです。

takaは靴擦れが心配なので、主にショートインターバルの用途に限られていますが、フルマラソンで使用している選手もいるので、足が合えば長距離でも武器になってくれるシューズだと思います。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次