こんにちは、takaです!
adidas史上最軽量かつ最速のレーシングシューズ、ADIZERO ADIOS PRO EVO1から着想を得て開発されたADIZERO EVO SL
あの8万円台のレーシングシューズ、EVO1のイノベーションを採り入れたということもあり、先行販売の時から話題になっていました。また、その洗練されたデザインで、ファッション業界でも注目されているシューズとなっています。
今回は、そんなADIZERO EVO SLを手に入れることができたので、実際に履いた感想等をレビューしていきます!
この記事を読むとわかること
- ADIZERO EVO SLってどんなシューズ?
- サイズ感、履き心地は?
- どんな人におすすめ?
基本情報
- 重量:26.0㎝ 221g(実測)
- ミッドソールドロップ:6.5㎜(32mm/38.5mm)
- アッパー:エンジニアードメッシュ
- ミッドソール:LIGHT STRIKE PRO、DOG BORN(ナイロンプレート・中足部のみ)
- アウトソール:コンチネンタルラバー(前足部)
- 定価:19,800円(税込み)
実際に履いてみた
サイズ感
takaは足長約25㎝で、ランニングシューズは26㎝を履くことが多いです。
ADIZERO EVO SLは26㎝を着用しており、サイズ感はばっちりです。
同じadidasのシューズだと、アディオスプロ3(25.5着用)やSL2(26着用)と比較するとややゆったり目のフィット感です。
ほとんどの方は普段と同じサイズか、ハーフサイズダウンくらいがおすすめです。
レースシューズ並みの軽さ
ADIZERO EVO SLは、26.0㎝で実測221gと、レースシューズクラスの軽さとなっています。
これだけ厚底ですが、フルレングスでLIGHT STRIKE PROを採用しているため、この軽さを実現しているのだと思います。
ややゆとりのあるアッパー
アッパーにはエンジニアードメッシュを採用しています。伸縮性はあまりないので、ピタッとフィットする感じではありませんが、軽量性、通気性に優れている印象です。また、つま先部は厚めに補強されており、耐久性も期待ができます。
フィット感としては、つま先部はややゆとりがあり、足趾がある程度自由に動かせる感覚です。
以前購入したSL2は、同じ26㎝でもつま先がやや詰まる感じがあったので、サイズ的にはこれくらいがちょうど良いです。
シュータン、履き口、ヒールはストレスゼロ!
シュータンはやや硬めの素材で、パッドが内蔵されています。パッドがあるので、靴紐の締め付けをやわらげつつ、足の甲をしっかりと固定できるので、足首周りが非常に安定します。
履き口~ヒールにかけては、肌触りの良い素材で、程よいクッション感があります。
特に変わった作りではありませんが、このシューズを履いて走った際に、シューズの軽さも相まって、踵回りは本当に何も履いていないんじゃないかっていうくらい、ストレスがありませんでした。
もちろん、踵の抜け感なんかは感じませんでした。
安心のコンチネンタルラバー
アウトソールにはコンチネンタルラバーを使用しており、晴れの日の路面でのグリップは申し分ないです。
濡れた路面ではまだ試していません。(ホワイトのシューズなので雨の日にはあまり履きたくない笑)
コンチネンタルラバーは耐久性にも優れていますが、軽量化のため、薄めになっているそうです。その点が耐久面でどんな影響があるかは気になります。
LIGHT STRIKE PROによる最上級の反発
LIGHT STRIKE PROがミッドソールにフルレングスで搭載されており、反発は強いです。
アディオスプロ3のLIGHT STRIKE PROよりかは、やや柔らかく沈み込む感じですが、接地後のレスポンスは早く、パンっと跳ね返って反発をもらえる感覚です。前足部にもしっかりと厚みがあるので、フォア~ミッドフットの接地でも、しっかりとクッション、反発を感じます。
また、ただブニブニで反発を感じるだけでなく、LIGHT STRIKE PRO特有の硬さ、中足部に搭載されているDOG BORN(ナイロンプレート)により、どこで接地しても安定感を感じます。
20㎞ペース走で履いてみた!
実際にこのシューズで、いろんなペース帯で20㎞のペース走を走ってみました。
走り始めは5分10秒くらいから開始し、徐々に4分20秒くらいまでペースアップ。最後は3分40~50秒くらいまで上げました。
走ってみた感じ、takaの走力では1キロ4分30秒~3分50秒前後が一番気持ちよく走れました。
上記のペースであれば、接地時のLIGHT STRIKE PROの反発と、ミッドソール前足部のロッカー機能がうまく噛み合って、スムーズに推進力を得ることができます。
ある程度スピードに乗ってくれば、シューズの軽さもあるので、足を置くだけで勝手に足が回ってくれるような感覚でした。
どんな人におすすめ?
テンポアップ、ロング走用シューズを探している
ADIZERO EVO SLは用途としてはテンポ走や、ある程度ペースを意識したロング走に向いていると感じます。
カーボンプレート非搭載にも関わらず、軽量で反発に優れており、スピードの出しやすいシューズです。
ペースを意識したロング走は強度も高くなるため、このようなカーボン非搭載でスピードを出しやすいシューズというのは重宝すると思います。
同じような用途のシューズでいうと、NIKEのペガサスプラスが近いと思います。
ペガサスプラスもフルレングスのZoomXを使用した軽量のシューズですが、ADIZERO EVO SLと比較すると、ソールが薄くて接地感を感じやすく、反発、推進力はやや劣るという印象です。
個人的には、ペガサスプラスは10㎞以内のペース走やインターバル走など、接地感も大事にして足を鍛えたい時に使用し、ADIZERO EVO SLは、10㎞以上のペース走、ロング走で足の負担を減らしながらスピードも維持したいというときに使用するかなと思います。
かっこいいシューズで気分を上げたい!
正直、takaがこのシューズを購入した決め手は、この見た目です!
デザインはEVO1とほぼほぼ同じで、シンプルながらも洗練されたデザインです。
アディダスの3本ラインがソールまで伸びているところも、今までにはない感じでかなりかっこいいです。
かっこいいお気に入りのシューズでモチベーションを上げるというのも、ランニングを続けるうえで大事な要素だと思います。
コメント