アディダス アディゼロ アディオスプロ３ レビュー　中級者からでもおすすめできるレーシングシューズ

こんにちは、takaです！

各メーカーから発売されている厚底レーシングシューズの最上位モデル。

サブ3レベルでも履いている人が多く、評価も高いアディダスのアディオスプロ3を購入してみました。

実際に履いてみての感想をレビューしていきます。

基本情報

実際に履いてみた

サイズ感

takaはNIKEのペガサス40など、普段26㎝のシューズを履いていますが、アディオスプロ３は前足部が広く、レビューでも1サイズ下げている人も多かったため、25.5㎝を購入しました。

結果、１サイズ下げて正解でした。つま先のゆとりも程よくあって丁度良いサイズ感です。

25.5㎝の重さは、実測199.6ｇでした。

フィット感はまずまず。

アッパーのNEW SUPERLIGHT MESHは、薄くてやや硬めの印象です。

足に沿ってアッパー全体で包み込むようにフィットするというよりは、アッパーの補強パーツや3本ラインの部分で直線的にカチッとホールドしているような感覚です。

踵部の折り畳みパーツは、人によっては靴擦れするとのことで、折るか伸ばすか、どちらも試してみた方が良さそうです。心配な方は、絆創膏や厚手のソックスを履くなどして対策が必要かもしれません。

takaはどちらも試しましたが、靴擦れの心配は無さそうでした。

バネのような反発感

公式では、LIGHTSTRIKE PROの2層サンド構造、フルレングス5本骨状カーボンバー（ENERGY RODS2.0）により、爆発的な推進力を発揮するとのこと。

実際に履いて立ってみると、ミッドソールが厚くてやわらかいため、不安定だなという印象でした。

走ってみると、ミッドソールからバインバインとバネのような反発を感じます。

特に1㎞4分以上にペースを上げていくと、さらに反発をもらえて、自然とストライドが伸びていく感覚でした。

走行時は割と安定。グリップ力高め

立っているときは不安定でしたが、走行中はそこまで不安定な感覚はありませんでした。

前作よりも前足部が幅広の設計になっているため、そのおかげかなと思います。

また、このシューズではアウトソールの小趾あたりが凹んでいて（軽量化のため？）、走行時に小趾側にカクっと倒れこむというレビューも見かけますが、takaはあまり気になりませんでした。

アウトソールのグリップに関しては、他のシューズと比較してもかなり良い方だと思います。

CONTINENTAL RUBBERとLIGHTWEIGHT TEXTILE RUBBERにより、濡れたコンクリートの上でもしっかりグリップが効きます。

楽にスピードが出る

さすがはアディダスの最速シューズです。カーボンなしのシューズや、アシックスのマジックスピード等、初心者向けのカーボンシューズに比べて、圧倒的にスピードを出しやすいです。

普通のシューズの感覚で走っていると、1㎞10～20秒くらいペースが上がっています。

ピッチを上げているわけではないので、シューズの反発により自然とストライドが伸びているのだと考えられます。

実際にアディオスプロ3を履いて5㎞と10㎞のタイムトライアルをしたところ、

5㎞は18分35秒（1㎞3分43秒ペース）、10㎞は37分52秒（1㎞3分47秒ペース）と、いずれも自己最速記録を出せました。

ハーフマラソンでも81分19秒で自己ベストを記録しています。

こんな人におすすめ

コスパが良いレーシングシューズを探している

アディオスプロ3は定価26,400円で、NIKEのヴェイパーフライなどと比べると、価格も抑えられています。

また、2022年に発売されたシューズのため、たまにセールで安くなっている場合もあります。

takaも実際はセールで19000円程度で購入することができました。

そのうちアディオスプロ4も登場してくると思いますので、その時はさらに安く手に入るのではないかなと思います。

安定感のあるレーシングシューズを探している

厚底のカーボン入りレーシングシューズを履くとなると、心配になるのが安定性だと思います。

アディオスプロ3は前足部が幅広に設計されているため、安定感は高い方だと思います。

サブ3以上を目指しているランナー

takaと同じようにサブ3を目指しているランナーの、初めてのレーシングシューズとしても活躍してくれそうな印象です。

エリートランナーも多数履いていますが、サブ３レベルのスピードでも、シューズの機能を発揮できそうな感覚でした。

実際のレビューでも、アディオスプロ3を履いてサブ3を達成しているランナーも多く、信頼できるシューズかなと思います。

結論

ランニング中級者～上級者におすすめのレーシングシューズ

中級者～上級者まで、幅広い層で活躍が期待できるレーシングシューズです。

自分のレベルアップのため、履きこなせるように練習に励みます。