こんにちは、takaです。
今回は呼吸筋トレーニングデバイスの「エアロフィットアクティブ」について、実際に使用してみた感想、効果を正直にレビューしていこうと思います。
この記事を読むと分かること
- エアロフィットってどうやって使うの?
- 呼吸筋って何?どうやって鍛えるの?
- エアロフィットの効果は?
- どんな人が使うべき?
エアロフィットとは
エアロフィットは、デンマークの国際的な医療技術企業AMBUによって設計開発された呼吸筋トレーニングデバイスです。
家でたった5分からできるエクササイズで、呼吸筋を鍛えることができます。これにより、持久系スポーツに必要な肺活量を向上させることができます。また、深い呼吸の習慣を身に着け、自分のコンディションを整えることもできます。
呼吸筋を鍛えるもの
呼吸筋と聞いてもあまりなじみがないかと思います。呼吸筋とはその名の通り、呼吸に働く筋肉です。
横隔膜や肋間筋をはじめ、腹部、背部、頸部の多くの筋肉が呼吸をする際に働いています。
みなさんは筋力トレーニングをするとき、自重で物足りなくなったらどうしますか?
大体の人はダンベルなどのトレーニング器具を使って、より高い負荷をかけてトレーニングをすると思います。
エアロフィットは呼吸に負荷をかけて、呼吸筋に対するダンベルのような役割を果たすものです。
アプリと連携してエクササイズの管理が可能
App Store、GooglePlayストアでエアロフィットのアプリをインストールすることができます。
こちらのアプリでは、自分の体格、年齢、トレーニングの目的等を設定すると、個人個人にあったトレーニングプログラムを立案してくれます。
一口に呼吸トレーニングといっても、数種類の呼吸パターンを使ったトレーニングがあります。
基本的には1日に5分程度で実施できるもので、飽きずに続けられそうな印象です。
製品の基本情報
- ・本体寸法
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幅:7.7㎝ 奥行7㎝ 高さ2.7㎝
- ・重量
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39.6g(実測値)
- ・素材
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ABS樹脂(ハウジング)、シリコーン(バルブ)、TPE(マウスピース)
本体とマウスピースの部分は取り外しが可能。
取り外して洗うことができます。メーカーとしては週に1回中性洗剤で洗うことを推奨しています。
実際に使ってみた
使用方法
アプリのホーム画面で本日のトレーニングが表示されています。
この画面の「トレーニングを開始する」をタップします。
INとOUTそれぞれの負荷が表示されるので、本体のダイヤルを回して負荷を調整します。
IN(吸気)はA~F、OUT(呼気)は1~6でそれぞれ6段階あります。
調整が済んだら、リラックスした状態で座るか横になります。
本体のIN・OUTが表記されている面を上にして、マウスピースを加えます。
唇でマウスピースの外側のシールドを覆うようにして密閉します。マウスピースのかみ合わせブロックは歯の間に挟みます。
スタートをタップすると、上のような画面に切り替わります。画面の表示に従って呼吸のトレーニングを実施して行きます。
上の画面は「ダイヤモンド」というトレーニングで、息を①吸って、②止めて、②吐くを16回繰り返すという内容でした。
トレーニング内容
エアロフィットには6種類のトレーニングがあります。どんな種類があるか見てみましょう。
- 呼吸機能
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呼吸筋に強さと柔軟性を生み出す長年の研究に基づく基本的な呼吸パターン
- サークル
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焦点を絞った循環呼吸パターンを通して呼吸制御を訓練します。
- マインドフルネス
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リラックスできる三角形呼吸パターンを利用して、心と体をつなぎます。
- ピラミッド
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マインドフルな三角形呼吸パターンを通して呼吸コントロールをトレーニングします。
- ダイヤモンド
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エネルギーを与える三角形呼吸パターンを通して呼吸エネルギーをトレーニングします。
- 正方形
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完全な1:1:1:1呼吸パターンで呼吸集中をトレーニングします。
1週間使った効果は・・・
実際に1週間使用してみて、正直、大きな効果は感じていません。
まあ、1週間だけなので当然といえば当然かと思います。
そもそも自分の場合、トレーニング期間が28日でプログラムされているため、1週間で効果を感じることは難しいかと思います。
ただ、これまで意識していなかった呼吸筋を鍛えるという意識を持てたことは、良い効果だったかなと思います。今現在、1週間苦も無く継続できているため、今後の変化に期待したいです。
エアロフィットの良かった点
短時間、低負荷からで無理なく継続できる
趣味でランニングをされている方は、トレーニングの時間が限られることが多いです。自分も週に5~6回ランニングの練習をしていますが、仕事を終えてランニング練習をして、食事や家事等をするとなると、なかなか他のトレーニングに割く時間を確保できないです。
しかし、エアロフィットであれば入浴後や就寝前の時間など、ゆっくりしている時間の5分程度でトレーニングができるので、大幅に生活リズムを変えなくても継続できます。
また、負荷も低負荷の簡単なトレーニングから始まるため、嫌になることもなく継続できています。
軽くて持ち運びしやすい
エアロフィット本体は軽くて手の平サイズのため、持ち運びも楽です。
自分はまだ自宅でしか使用していませんが、職場に持っていって休憩時間に使用したり、出張先などにも携帯していけるサイズ感です。
エアロフィットの残念だった点
慣れるまでは口の違和感、疲れがある
初めてエアロフィットでトレーニングするとき、普段はこんなシリコン製のマウスピースをつけることもなかったため、多少抵抗を感じました。
トレーニング中も、あごに余計な力が入り疲れを感じたり、唾液が溜まっていくのが気になって集中できなかったりしました。
ただ、3~4日使用していくうちに慣れていき、今はそこまで違和感や疲れは感じていません。
効果が実感しにくい
一般的なトレーニングでは、「より重いダンベルがあげられるようになった」とか、「タイムが何秒縮まった」など、数値でトレーニングの効果が実感できるものが多いです。ただ、呼吸筋が鍛えられて、ランニング中の息切れを感じにくくなったとか、よりリラックスして睡眠できるようになったというものは、目に見えた数値ではあらわされない主観的なものです。
多くの人は、やっぱり目に見えて効果を実感できるものの方が、トレーニングのモチベーションにもなってくると思います。
そんな人たちには、エアロフィットアクティブの上位機であるエアロフィットプロが向いているかなと思います。
エアロフィットプロはスマホとBluetooth接続して利用でき、肺活量・呼気吸気圧力を測定・記録し、トレーニングの進捗状況も確認できるそうです。
また、もともとの体格などの情報に加えて肺活量等のデータも増えることで、より個別性の高いトレーニングプログラムを立案してくれるようです。
最後に・・・
上位機であるエアロフィットプロがおすすめ
現在、エアロフィットアクティブを使用していますが、個人的にはトレーニングの成果を実感しずらいことが一番の難点です。また、上位機であるエアロフィットプロの機能や説明を見ていると、エアロフィットアクティブでは物足りないように感じてしまいます。
呼吸筋トレーニングを本格的に導入していきたいと考えている方は、値段は高価になりますが、エアロフィットプロの購入をお勧めします。
下記のサイトからエアロフィットアクティブ、エアロフィットプロそれぞれの商品確認、購入ができます。
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