この記事を読むと分かること
- ストリークフライ2ってどんなシューズ?
- サイズ感は?
- 前作との違い
- どんな人におすすめ?
前作とは全くの別物!よりスピードが出るレース向けシューズに
NIKEのストリークフライは初代からスピード練習で愛用していました。
今回もスピード練習用として購入したのですが、今作はよりレース向けにアップデートされており、前作とは全くの別物となっています。
また、フォアフットで走れる走力のあるランナーじゃないと、使いこなせないんじゃないかというくらい、尖ったシューズとなっています。
前作のレビューもしているので、気になる方は下記の記事からどうぞ。

実際に履いてみた
サイズ感
takaは足長約25㎝で、普段のランニングシューズは26㎝を履くことが多いです。
ストリークフライ2は26㎝を着用しています。
履いた感じはかなりピッタリ目です。特に横幅はかなりタイトです。
正直ハーフサイズ上げても良いかと思いましたが、もともと短い距離で履く想定だったので、多少きついくらいでも良いかなと思い、いつも通りのサイズを購入しています。
驚きの軽さ!
ストリークフライ2の重さは、26㎝実測でなんと124g!
足入れしてみても、靴を履いていないんじゃないかというくらい軽いです。
軽さだけでいったら、アディダスのEVO1と同じくらいの軽さになっているので驚きです。

フォアフットに特化したこれまでにない履き心地
ミッドソールにはフルレングスのZoomX、カーボンプレートを使用しており、この形状がかなり独特です。
ドロップは4㎜となっていますが、見た感じ、母指球の下あたりが一番厚くなっているように感じます。実際に履いてみても母指球あたりに厚みがあるため、立っているだけだと後方重心になります。
ただ、重心を前に移動してくると、母指球を超えたあたりでカクンとつま先側に重心が移動し、自然と足が前に踏み出されます。
そのため、走る時はこの母指球より前の方で接地しないと、このシューズの良さは発揮されません。この部分でしっかり接地できれば、母指球下の切れ込みのある部分がしっかりと沈み込み、カーボンプレートをしっかりとしならせて爆発的な反発を得ることができます。


耐久性には不安あり
これだけ軽量性と反発性を重視している設計なので、耐久性はあまり期待できないと思います。
トラックでのスピード練習で約100㎞弱使用していますが、ZoomXのミッドソールはそれなりにシワが入ってきています。
アウトソールはそこまですり減っていませんが、中足部はZoomXむき出し、踵も薄くて小さいラバーのみとなっているので、アスファルトでミッドフット~ヒール接地で走ると、速攻で消耗していくんじゃないかと思います。
アッパーも今のところ破れはありませんが、かなり薄くてフィット感のある素材なので、耐久性は低いと思われます。



メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
圧倒的な軽さ スパイクのような接地感 フォアフット接地での反発が素晴らしい | 耐久性は低そう 走力がないと使いこなせない 値段が高い |
おすすめする人・しない人
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
フォアフット走法の人 ショートレース用のシューズを探している タータンでのスピード練習用のシューズを探している | ヒールストライク走法の人 スピード練習をやらない人 初心者ランナー |
スペック 前作との比較
ストリークフライ2 | ストリークフライ | |
---|---|---|
重さ(26㎝実測) | 124g | 167g |
ミッドソール | ZoomX フルレングスカーボンプレート | ZoomX 中足部にpebaxプレート |
アウトソール | ワッフル風のパターン | 波のようなパターン |
アッパー | エンジニアードメッシュ | 薄型のニットアッパー |
スタックハイト | フォア23㎜ ヒール27㎜ (4㎜ドロップ) | フォア26㎜ ヒール32㎜ 6㎜ドロップ |
サイズ感 | やや小さめ(特に横幅) | 通常サイズ |
価格(税込み) | 26,730円 | 20,350円 |
口コミ・評判
総合的に見て:このシューズはスピードアップを目指すランナーにとって必須のアイテムです。アグレッシブなデザインなので、初心者ランナーにはおすすめできません。5km未満のランニングには最適です。10kmのランニングは上級者向けです。デザインのおかげかプラシーボ効果かは分かりませんが(おそらく両方)、私は他社のシューズでコンスタントに3マイル(約4.8km)走っていますが、このシューズを履くと1マイルあたり1分30秒短縮できます。デザインのおかげで、カーボンプレートスプリングの恩恵を受けるために、より前傾姿勢になり、より速く走れるようになったのだと思います。
【NIKE公式】ナイキ ストリークフライ 2 ロード レーシングシューズ.オンラインストア (通販サイト)
Nike Streakfly 2は超軽量です。サイズはハーフサイズほど小さめです。このシューズは短距離用なので、10マイル以上は履きません。速く走れるようになっており、トラックでは非常に効果的です。歩くのに違和感があり、ただ走りたいだけなのです。スピードワークやテンポランにおすすめです。
【NIKE公式】ナイキ ストリークフライ 2 ロード レーシングシューズ.オンラインストア (通販サイト)
コメントを見て最初は購入をためらっていましたが、今のところとても持ちこたえています。購入から1週間、まだ8マイルほどしか走っていませんが。靴が破けた人は、ミッドフットストライクかヒールストライクの人でしょうか。もしそうなら、1回のランニングで靴がダメになったのはそれが原因だと思います。とはいえ、このシューズは非常にアグレッシブなので、フォアフットストライクで走る人にしか適さないかもしれません。
【NIKE公式】ナイキ ストリークフライ 2 ロード レーシングシューズ.オンラインストア (通販サイト)
購入方法
ストリークフライ2は26,730円となかなか高価なシューズです。まだあまり割引になっていないどころか、カラーによっては定価より高いサイトもあります。ただ、時期によっては割引になっているショップもあるようです。
安く手に入れたい方は、日ごろからチェックしていくのが良さそうです。
まとめ
今回はNIKE ストリークフライ2をレビューをレビューしました。
中~上級者向けの尖ったシューズとなっていますが、むしろこういうシューズを望んでいたという方も多いんじゃないでしょうか。
個人的にはレースだけではなく、普段のスピード練習にもガシガシ使っていきたいと考えていたので、もう少し耐久性にも振ってほしかったなと感じました。
コメント