ルナサンダル ベナード2.0 レビュー 人間本来の走りを呼び覚ます

ランニングシューズ
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こんにちは、takaです。

一時期流行ったベアフットランニング。シューズに頼っていると分からない、そんな足本来の力を発揮させてくれるサンダル。

今回は、ルナサンダル ベナード2.0について、実際に使用してみての感想等をレビューしていきます。

この記事を読むと分かること

  • ルナサンダルってそもそもどんなもの?
  • サンダルでランニングなんてできるの?
  • ルナサンダルで走るメリットは?
  • どんな人が使うべき?
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目次

基本情報

  • LUNA SANDALSシリーズの中で最もベーシックでソールが薄いモデル
  • 重量125g(US9) 
  • 厚み9㎜
  • ソール waterproof Non-Marking VIbram Morflex Sole
  • ベナードはスペイン語で「鹿」を意味する

ルナサンダルを購入した理由

走ると膝が痛むように・・・

takaが本格的にフルマラソンの練習を始めて2か月ほど経過し、週間走行距離30~40㎞程度走っていた時期でした。ランニングを開始して3㎞程経過すると、徐々に膝の外側の痛みが気になるようになりました。最初は我慢して走っていたのですが、痛みは徐々にひどくなり、一時は痛みで全く走れなくなってしまいました。痛みは、症状的に「腸脛靭帯炎」が原因だと考えられました。

腸脛靭帯炎とは、ランニングなどの膝の屈伸運動を繰り返すことで、腸脛靭帯が大腿骨外顆と接触して炎症を起こし、痛みを引き起こします。原因としては過剰なランニングや、柔軟性・ウォームアップ不足(特に臀部や大腿外側の筋肉)、硬い路面など、様々な要因があります。

原因を考えて対策

takaとしては、ランニング前のアップ不足、臀部周りの柔軟性不足があるなかで、無理にランニング量が増えてきたことが腸脛靭帯炎の原因だと考え、ランニングの頻度を減らし、その分を柔軟や股関節周りの筋トレにあてることにしました。さらに、ランニング再開時は腸脛靭帯炎用の膝サポーターやテーピングを装着し、クッション性の高いシューズを履いて、できるだけ膝への負担を減らすように意識しました。

膝痛は改善せず

上記のように様々な対策をして、一時的に痛みは改善してきました。しかし、走る距離が伸びてくると、やはり膝の痛みが再発し、走行距離がなかなか伸ばせませんでした。

サンダルランニングで膝痛が消える?

そんな時、ネットや本でこのルナサンダルを見つけました。takaと同じように膝痛に悩んでいたランナーが、ルナサンダルで走るようになってから膝痛が改善したという記事でした。

原理としては、

  • 人間は本来、シューズに頼らずとも、足への衝撃が少ないフォア~ミッドフットのフォームで走ることが自然であった。その証拠に、とある部族は裸足~サンダルだけで何十~百㎞走っても足を痛めることはほとんどない。
  • 現代のクッション性が高いシューズに頼ってヒールストライクで走ることによって、足(特に膝)への衝撃が強くなり、足を痛める人が多くなった。
  • ルナサンダルを履くと、ヒールストライクでは痛くて走れない。フォア~ミッドフットで、足への衝撃を減らした理想的なランニングフォームが自然と身につく。

最初は半信半疑でしたが、膝痛を改善するためならと思い、思い切ってルナサンダルを試してみることにしました。

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ルナサンダルで実際に走ってみて・・・

サイズ感

ルナサンダルはサイズ選びも重要です。普通のシューズ、サンダルと違い、捨て寸なしのほぼピッタリのサイズが推奨されています。このサイズが大きいと、走っている最中につま先が地面に引っ掛かりやすくなり、素足感覚を妨げてしまいます。takaは足長実寸約25㎝で、メンズのサイズ6がピッタリでした。

写真ではやや斜めからの撮影だったため、つま先部分が余っているように見えますが、真上から見るとほぼピッタリのサイズ感です。

まずは1~2㎞から

ルナサンダルを履いて、最初はキロ7分程度のペースで1~2㎞のランニングから始めました。走ってみてまず感じたのが、足裏が痛いことです。ソールが薄いため、普通のアスファルト上でも凸凹間を感じ、小石程度でも踏んだらダイレクトに痛みを感じました。また、ヒールストライク走法だと踵の衝撃が強すぎるため、自然とフォア~ミッドフットで走らざるを得ない感覚でした。

1~2㎞程度の距離でも、走った後は足底やふくらはぎに疲労感を感じ、翌日にはふくらはぎになかなか強めの筋肉痛を感じました。ふくらはぎに筋肉痛を感じるのは、フォア~ミッドフット走法に慣れておらず、余分な蹴りだしの力が働いていることが原因らしいです。筋肉痛はありましたが、心地よい筋肉痛で、足本来の力を使って走っているんだなぁという感覚でした。

徐々に長距離が走れるように

ふくらはぎの筋肉痛を感じながらも、ルナサンダルでのランニングを続けていきました。ルナサンダルで長距離を走るなかで、自然と接地もフォア~ミッドフットとなり、足への負担を減らすため、一歩一歩丁寧に素早く踏み出す足さばきを習得できている感覚でした。走行距離も徐々に伸び、5㎞、10㎞と順調に伸ばしていき、あることに気づきました。それは、膝の外側が全く痛まないことです。

今までは3㎞程走っていると膝外側の痛みで走れなくなっていましたが、距離が伸びても痛みを感じなくなっていました。ルナサンダルでランニングを繰り返すうちに、自然と膝に負担がかからないフォームに変化していったことが要因かと思います。

最近は週に1~2回程度使用

一時期はほぼ毎日ルナサンダルでランニングし、距離も最大で30㎞程走っていました。しかし、足底の疲労がたまってくることと、フルマラソンサブ4を目指すうえで、ランニングシューズの走りにも慣れないといけないと思い、最近は週に1~2回程度、5~10㎞のジョグで使用しています。目的としては、やはりランニングフォームの確認という意味合いが大きく、スピードはキロ5分半~6分程度に抑えて、丁寧に走る感覚で使用しています。また、軽くて持ち運びもしやすいため、旅行先でのランニングでも使用しています。

最初は真っ平だったソールは、徐々に自分の足に沿って反り返るような形に変化しました。履き始めに比べると自分の足に吸い付くような感覚で、より素足感覚で走れています。

フォア~ミッドフットで接地しているため、ソールの前足部の方がより削れてきています。ただ、かなり耐久性のある素材のため、ソールの厚み自体はほぼほぼ変化がなく、まだまだ問題なく履けます。

結論

  • ルナサンダルは故障に苦しんでいるランナーにおすすめ!フォームが変わる!
  • 慣れるまでは短い距離から。走りすぎには注意。
  • 耐久性は申し分なし。
  • サイズ感は重要!(公式サイトで型紙を印刷してサイズ合わせすることも可能)
  • ランニング以外でも使用可能。一足持っておいて損なし!
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